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2010年01月06日

タイ人はなぜ生霊クワンを信仰するの?

タイ社会の信仰体系には、仏教と並び、土着のアニミズムが根強く息づいています。ひとつは、「ピー」という精霊です。山のピー、海のピー、あるいは象のピーといったさまざまなピーが存在し、人びとを災害から守る守護霊としての役割と、コレラといった病や自然災害を引き起こすといった悪霊としての側面という、両面をもつ存在です。

もうひとつは、「クワン」という生霊です。クワンというのは、人間の生命力を象徴するものです。タイの人びとは、ひとりの人間の身体には32のクワンが宿ると考えます。それらのクワンが活力に満ち、しっかりと体内に留まっていれば、その人は無病息災でいられるといいます。しかしそれらのクワンが身体から遊離してしまうと、その人は病弱になり、ついには死に至ると考えられ手炒るのです。

そのためタイの人は、いかにしてこのクワンを強化し、体内にとどめるかを、一生を通じて腐心するのです。
バンコクを歩いていると、あるいは日本においてもタイからの留学生などが、手首に白い糸を巻いているのをみかけることがあるかもしれません。これは、クワンを強化し、呪縛する儀礼「タム・クワン」を受けた証です。
タム・クワンは、誕生後1ヶ月、11歳の髭剃り落とし、得度式前日、結婚式、出征、長期旅行などの人生の節目ごとに行われます。

また、家屋や乗り物、稲などの穀物、あるいは水牛や馬といった家畜にもクワンは宿っていると考えられるのです。

タイでは、仏教と、精霊ピー、生霊クアンに対する信仰が共存しています。バンコクのような都心でさえこれは例外ではありません。現代医療も決して先進諸国に劣ることなく発達しています。最近元気がないあなた、タイを訪れてあなたのなかのクワンを強化してみてはいかがでしょう?性病検査キット!自宅にいながら匿名検査


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